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太陽と富士山
鎌倉は有名な寺町の一つですが、日蓮聖人が「立正安国論」を書き上げたとされる安国論寺や、同じく鎌倉の妙法寺、長勝寺の三ヵ寺は日蓮聖人が鎌倉に来て初めて庵を結んだところだと言われています。
実はこの三ヵ寺にはある共通点があって、それはいずれのお寺からも富士山を望めることなんだそうです。
関東には他にも大田区の池上本門寺、日蓮宗総本山である山梨県の身延山久遠寺など日蓮聖人ゆかりの寺院が多く存在していますが、池上本門寺や久遠寺からも富士山を望めるそうですから、これは単なる偶然ではないでしょうね。
特に久遠寺からはダイヤモンド富士が拝めるということもあり春秋はすごい数の観光客が押し寄せるそうです。
日蓮聖人の「日」は世を照らす光明の意味があるそうですので、富士山と太陽という二つが揃った聖地が久遠寺ということなのでしょうか。
最近は写真を趣味にされる方も多いので、日蓮聖人の足跡を辿りながらの富士山撮影というのはいかがでしょうか。