本当の敵は自分

本当の敵は自分

心を信じない、と教えてくださったご僧侶に、もう一つ言われたことがありました。それが、本当の敵は自分であることがほとんどですよ、ということです。人は何となく気に入らないことがあると、それをよく分からないままに敵とみなして、心のどこかに記憶させておくことがあるのだそうです。動物の本能みたいなもので、そうすることで近寄らないようにして、自分を守るのだといいます。ところが、何かの拍子にそれが表に出るような+ことが起きたりすると、敵だと思い込んでいた心が動き出してしまう。本当のところを確認しないままで、そこを攻撃するようなことが起きるのだそうです。マスコミ体験、という事象がありますが、マスコミが作り上げた姿を、よく知らないままにあたかも自分も体験した真実と思い込んでしまう。それで、攻撃されて社会的に抹殺されていった人たちも沢山います。事実を確認しないのは、自分を信じるという間違いから起こることで、実はそう思い込む自分こそ敵だと知ったほうが良い、そう教えられました。ちょっと難しかったのですが・・・。

戻る