お墓の生前予約が関心を持たれていました。

お墓の生前予約が関心を持たれていました。

私も相当年取ってきまして、同窓会に出かけると仲間たちが食後一斉に薬を出して飲むのをよく見かけます。どこが悪い、ここが痛い、この数値が酷い、などという病気自慢に花が咲くのもいつものことになりました。それがこの頃さらに進んで、さてお墓をどうするかなどという話題が時々出るようになったのです。

先日の残暑払いの会でも田舎の墓は遠いし、子供たちは田舎にあまり親しみを持っていないから、やっぱり近くに墓を新しく作らないと墓参りにも来てもらえないからなあ、と一人が言い出しました。すると、何人かが同調して墓談義が進むと、中にはもう墓を用意した者や、田舎の墓仕舞いをしようとしている者などがいて、彼らの経験談も聞くことも出来ました。まだ考えていなかった、という仲間の多くももう近い時期の話だと得心したのですが、そこで樹木葬などの生前予約に話しが及びました。生前予約、という言葉とその内容に結構多くの仲間が反応を示し、いずれみんなでどうするか、また教えあおうということになりました。元気なうちに先を決めておく方が子供たちの負担を軽くできるということだけでなく、自分の行くところをはっきりさせておきたいという希望も見えた会でした。

戻る