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豊山派ご僧侶による太鼓演奏会「千響~いのちの花~」を堪能してきました。
2020年2月26日、港区赤坂のサントリーホールで真言宗豊山派のご僧侶が披露された太鼓の大演奏会に、当社社員数名で伺い、その迫力ある演奏に心の底から感銘を受けてまいりました。
この千響という名称の会は豊山派のご僧侶有志による布教活動の一環として太鼓演奏を中心としている会のようで、研鑽の結果としての演奏会を毎年実施して来られて、今回がちょうど10年目の節目に当たるのだそうです。
10年目という記念の会でもあるのでしょう、ゲストに世界で活躍されている太鼓奏者の林永哲さんやオルガニストの石丸由佳さん、歌手のYaeさんという一流アーティストをゲストに迎える本格的な演奏会という事で、とても楽しみにサントリーホ-ルへ向かいました。
折悪しく新型コロナウィルス感染症のニュースが広がっている時でもあり、予防のためにマスク着用を徹底してお越しくださいというお知らせを事前に受け取っていましたので、社員一同マスク着用の万全の態勢で伺いましたが、こういう時期でもありますので、チケットを購入されていながら、残念なことに参加できなかった方々もたくさんいらしたようで、会場には空席も有りました。そうした中でも、演奏自体は熱気にあふれるとても素晴らしいものでした。
なかなかこのような太鼓の演奏を観賞することは無いので、ステージ上に並べられた大太鼓の数に、始まる前から圧倒されましたが、演奏が始まり演目が進むにつれ、太鼓のリズムだけではなく、叩く個所を変えて色々な音を多彩に繰り出す大太鼓や、小さいがゆえに音の速さや強弱の変化に驚かされた小太鼓、また太鼓に合わせた沢山のご僧侶による迫力のある読経、美しいとまで感じさせられたゲストによる歌や演奏。それらは、聞いているだけで何だか力をもらえたような、そんな演奏を心行くまで堪能させて頂きました。
今世間が憂いているような暗い話題も吹き飛ばすような、強いパワーが太鼓には有るものだと感服しつつ、ご僧侶たちの想いが乗った読経を有り難く頂戴した、とても得難い体験をさせて頂きました。有り難うございました。